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フッ素とネオンの同位元素の存在限界を初めて決定

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東京工業大学 理学院 物理学系の中村隆司教授らの国際共同研究グループは、理研の重イオン加速器施設「RIビームファクトリー(RIBF)」を用いて、フッ素(陽子数9)とネオン(陽子数10)の「中性子ドリップライン(各元素において中性子数が最も多い同位元素の存在限界)」が、それぞれフッ素-31(31F:中性子数22、質量数31)とネオン-34(34Ne:中性子数24、質量数34)であることを初めて同定しました。本研究は、米国の科学雑誌『Physical Review Letters』のEditors' SuggestionとViewpointに選ばれ、オンライン版(11月18日付:日本時間11月19日)に掲載されました。


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