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ヒッグス粒子発見後の素粒子物理の展望

講師
浅井 祥仁 教授(東京大学 大学院理学系研究科 物理学専攻)

日付
2020年1月10日(金)

時間
16:00-

場所
本館2階 284A 物理学系輪講室

添付ファイル
PDF   ダウンロード (313.3 KB)

内容
 2012年のヒッグス粒子の発見は、素粒子物理学に何故、このエネルギースケールが存在するかの新しい謎を突きつけると同時に、従来考えられていた「自然な超対称性モデル」を否定し、素粒子研究のみならず、宇宙物理学にも大きなインパクトをもたらした。
 本講演では、ヒッグス粒子発見の意味を考え、次世代の素粒子実験について考える。現在、計画が議論されているFCC計画( Future Circular Collider 計画、一周100km)の超大型加速器実験から、突破口と期待されている暗黒物質の総合研究や、量子センサーなどの新しい実験分野の開拓などについて考える。
 

連絡教員 物理学系 陣内修(内線2081)


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