東京工業大学・理学院・物理学系
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物理学系・オープンキャンパス2017 2014年まで物理学科主催の独立したイベントとして開催してきた「高校生のための公開講座」は、2015年より東工大のオープンキャンパスにおける物理学系の催しとしてリニューアルしました。
2017年8月10日(木)の開催内容は以下の通りです。
(1) 物理学系の研究室訪問  事前申し込み必要
 集合場所:本館3階H135講義室
物理学系の研究室訪問の写真
(2) 物理学系の学生と語ろう  事前申し込み不要
 時間:10:00-16:00
 場所:本館1階H112講義室
物理学系の学生と語ろうの写真


第1ラウンド:10:00-10:40と第4ラウンド:13:00-13:40で
訪問可能な研究室と公開内容
藤澤研究室 
定員:20名
ナノ構造で電子を操る
ナノテクノロジーによって微細加工された半導体では、電子1個1個を正確に制御したり観測することができます。 クリーンルームの見学、電子を操る簡単な実験を通して、ナノ構造物理の世界を垣間見ることができます。
柴田研究室 
定員:10名
素粒子物理の最先端 〜反クォークの物理〜
現在の我々の世界は物質が優勢の世界ですが、宇宙初期には物質と反物質が ほぼ同じ量だけあったと考えられています。 現在でも詳しく観測をすると、物質の中に反粒子である反クォークが 存在していることが分かります。 その研究方法を紹介した後に、測定器を動かして、素粒子を検出している 様子をお見せします。
井澤研究室 
定員:10名
極低温・強磁場・高圧で見られる不思議な世界
極低温・強磁場・高圧の多重極限下で起こる量子現象について紹介し、一例である超伝導を取り上げ、その奇妙な現象を体感してもらいます。また、多重極限環境をつくるための装置の数々も、デモ実験を交えつつ紹介します。
竹内研究室 
定員:10名
カオス:「予測不能」を科学する。
皆さんはカオスという言葉を聞いたことがあるでしょうか? 日常用語で混沌を意味するこの言葉、科学の世界では、確率的要素がないのに先の予測がつかない、不規則な運動のことを指します。これが実は、特殊な現象ではないのです。天気予報が難しい、大きな原因はカオスにありますし、蛇口から出てくる水滴でもカオスは見られます。本研究室公開では、カオスの例を実演を交えて紹介するとともに、不規則な運動の背後に規則はないのか、どのような研究がされ、どのような応用があるのかなどをご説明したいと思います。

第2ラウンド:11:00-11:40と第5ラウンド:14:00-14:40で
訪問可能な研究室と公開内容
素粒子、原子核、宇宙理論研究室
定員:50名
素粒子、原子核、宇宙
素粒子、原子核、宇宙、各分野の最前線とその面白さについてわかりやすく説明します。
大熊研究室 
定員:25名
(第5ラウンドのみ)
超流動・超伝導の観察
液体ヘリウムの超流動現象、および超伝導のデモンストレーション実験を見ていただくとともに、皆さんに体験もしてもらいます。

第3ラウンド:12:00-12:40と第6ラウンド:15:00-15:40で
訪問可能な研究室と公開内容
陣内研究室 
定員:6名
素粒子実験LHC/ATLASで宇宙の暗黒物質を解き明かせ
素粒子実験最前線の概略を紹介した後に、アトラス実験で実際に取られた素粒子事象データをインタラクティブに操作してもらい、オリジナルの画像を作ってもらいます。携帯待受画面My ATLASを作ってみましょう。
西田(物性理論)研究室 
定員:60名
超流動・超伝導から質量の起源と宇宙の進化へ
物質を絶対零度近くまで冷やすと、超流動や超伝導といった日常では経験できないような不思議な現象に出会います。なぜそのような不思議な現象が現れるのかを理解すると、素粒子が持つ質量の起源や宇宙がたどってきた進化の歴史といった、まるで無関係に思える問題の理解につながります。素粒子、物質、宇宙という全く異なる世界の設計図が、実は物理学という共通の言葉で書かれているということを易しく解説します。

常設展示(随時訪問可能、13:00-17:00、大岡山北実験棟7)
訪問可能な研究室と公開内容
先端物理計測開発室
申し込み不要
物理計測開発の最前線
東工大・先端物理計測開発室では、素粒子実験に使われるドリフトチェンバーや原子核実験で使われるプラスチックシンチレータの実物を説明用のポスターと共に展示しています。他にもさまざまな物理計測の機器を直に見ることができ、シミュレーションゲームなどインタラクティブなコーナーもあります。隣接する重力波検出器開発実験室の見学ツアーも随時実施します。